湯川酒造店 十六代九郎右衛門環米
10月25日(月)、長野県湯川酒造店さんの
十六代九郎右衛門環米を晩酌で飲みました。
湯川酒造店さんは、慶安3(1650)年創業、
2代目湯川九郎右衛門さんより酒造業が始められました
(長野県では2番目の老舗酒蔵)。
酒蔵の立地、標高936㍍は日本で二番目の高さです。
16代目夫婦により、季節ごと杜氏や酒造技術者を
外部から招かず、蔵元杜氏と社員が技術者として
酒を醸すスタイルになりました。
夫、湯川慎一が杜氏として酒造りを総括し、
妻尚子は社長として会社経営をしています。
諏訪杜氏の流派で経験を積んだ杜氏と、
湯川酒造店で酒造りをしていたベテラン小谷杜氏の
流派で学んだ社長。ふたりの知識や経験、酒造りに
対する考え方、酒の好み、これらすべてが年月を
経るごとに融合され、杜氏の感性により「湯川の酒」
として個性を持ち、具現化されていきます。
「コンセプト・ワーカーズ・セレクション Concept Workers Selection」
は、今までの商品を異なった角度、新しいコンセプトから
アプローチすることにより誕生した商品を、
同じ志をもった販売店様や飲み手の方と一緒に
盛り上げることによって、市場・業界の活性化
を目指すものです。
そこから生まれた日本酒
十六代九郎右衛門 還「米」山廃純米
原材料米:長野県産金紋錦
酵母:熊本酵母
精米歩合:80%
日本酒度:+10
酸度:2.0
アミノ酸度:1.7
アルコール分:17度
バナナ、和梨、メロンのような穏やかな香りと、
熟成からくるナッツを思わす 熟成香。
しっかりとした骨太な酸味が男らしさを表現しています。
山廃らしい強い酸味があります。
普通に冷えてる状態飲むと酸味が強くて、甘みが感じられません。
燗をすると酸味が円やかになり、米の旨味を感じます。
日本酒らしい味わいでどっしりとしたアルコール感もあり、
飲み応えがあります。
山廃の日本酒が好きなら、
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