映画「新解釈・三國志」
5月17日(月)、映画「新解釈・三國志」
をレンタルDVDで見ました。
監督:福田雄一
脚本:福田雄一
製作:北島直明
松橋真三
製作総指揮:伊藤響
ナレーター:西田敏行
音楽:瀬川英史
主題歌:福山雅治「革命」
キャスト
劉備:大泉洋
周瑜:賀来賢人
黄夫人:橋本環奈
小喬:山本美月
孫権:岡田健史
関羽:橋本さとし
張飛:高橋努
趙雲:岩田剛典
貂蝉:渡辺直美・広瀬すず
荀彧:磯村勇斗
黄蓋:悠馬
夏侯惇:阿部進之介
許褚:一ノ瀬ワタル
魯粛:半海一晃
孔明:ムロツヨシ
黄巾:山田孝之
呂布:城田優
董卓:佐藤二朗
蘇我宗光(語り部):西田敏行
曹操:小栗旬
ストーリー
今から、1800年以上前、中国大陸では黄巾の乱が勃発、
時の漢王朝は衰退の一途をたどります。
そんな中、黄巾の乱を収めようと、多くの若者たちが
立ち上がり、やがて英雄、英傑と呼ばれるようになり、
群雄割拠の時代になりました。
その中には関羽、張飛という2人の豪傑と義兄弟の
契りを交わした人徳の人・劉備や、エリートで
野心家の曹操などの姿もあり、彼らは離合集散を
繰り返しながら切磋琢磨していくことに。
劉備、曹操たちの当面の敵は幼い皇帝を意のままに
操り、私腹を肥やし大きな勢力を誇っていた董卓です。
そこで、劉備は董卓とその右腕で最強の戦士と
呼ばれる呂布とを仲たがいさせるために、趙雲将軍が
見つけてきた絶世の美女・貂蝉を贈り込みます。
貂蝉の美貌に魅了された董卓と呂布の関係は悪化、
結果として董卓は呂布に打たれ、呂布もまた都を
離れ徐々に勢力を失っていくことになりました。
その後、劉備は軍師に天才と呼ばれる諸葛孔明を
招き蜀を建国。対して曹操は大国・魏を作り、
これに若き指導者・孫権が建国した呉が並び、
魏・呉・蜀による三国時代が始まります。
しかし、国としての勢力でいえば、曹操の魏が
他の2国を圧倒していました。そこで劉備と孫権は
同盟を結ぶことになります。
それに対して曹操は、80万もの大軍を率いて呉に
攻め込んできます。対する呉・蜀の同盟軍の数は
僅かに3万。この圧倒的な戦力差を独自の戦略で
補おうと諸葛孔明と孫権の軍師・周瑜は様々な
策を練り始めます。
戦力差と疫病の拡がりから、なんと劉備は
軍勢を引き上げてしまいます。
残った諸葛孔明は、藁で作った船で大量の矢を、
曹操軍から奪って見せ、さらに天候を読み向かい風
だった風向きが変わると読むなど奇手奇策を用います。
周瑜や孫権に対して、失敗すれば自分の首を差し出す
と宣言する諸葛孔明は、思いもよらない事柄を続々と
実現させていきます。
一方、圧倒的な兵力を誇る曹操軍ですが、疫病がはやり、
また、諸葛孔明の奇策にはまるなどして士気が低下します。
そして風向きが変わったところで、孫権軍が曹操の
船団に火攻めを敢行、沈没防止のために船を
つなぎ合わせていたために曹操軍の火の手の延焼は
想像以上に早く、一気に広がっていきます。
そこへ、軍勢を引き上げたはずの劉備軍が踵を返して
戻ってきました。実は劉備軍の撤退は曹操の
裏をかく作戦でした。
思わぬ挟み撃ちを受けた曹操軍は大混乱に陥ります。
おなじみ三国志を面白可笑しく映画にしてあります。
評論などでは、酷評されているようですが、
私は、このばかばかしいようなギャグ満載の映画、
面白いと思いました。
福田雄一ワールドですから、こんな風になるでしょう。
肩肘張らずに気楽に見られる映画です。
ただ、渡辺直美さんが出演のシーンは、
今の時代だとセクハラと言われてもしょうが無いですね。
気楽なお笑いが好きなら、
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