テレビドラマ「イチケイのカラス」第4話 - あいの日々徒然

2021年5月 5日

テレビドラマ「イチケイのカラス」第4話

4月26日(月)、フジテレビのドラマ
イチケイのカラス」第4話を見ました。
イチケイのカラスのスタッフ
原作:浅見理都「イチケイのカラス」
(講談社モーニングKC刊)
脚本:浜田秀哉
音楽:服部隆之
主題歌:Starlight/WGB(和楽器バンド)
プロデュース:後藤博幸
       有賀 聡
       橋爪駿輝
編成企画:高田雄貴
演出:田中 亮
   星野和成
   森脇智延
   並木道子

出演者
入間みちお:竹野内 豊
坂間千鶴:黒木 華
石倉文太:新田 真剣佑
井出伊織:山崎 育三郎
浜谷澪:桜井 ユキ
一ノ瀬糸子:水谷 果穂
川添博司:中村 梅雀
城島怜治:升 毅
日高亜紀 草刈 民代
駒沢義男:小日向 文世
イチケイのカラス

第4話の内容は、
みちお(竹野内豊)は、坂間(黒木華)を訪ねて
裁判官官舎にやってきた彼女の妹・絵真(馬場ふみか)
と出会う。絵真から、姉はどんな裁判官なのかと
尋ねられたみちおは、裁判を傍聴してみてはどうかと言い出す。
その後絵真は、みちおと一緒に、坂間が裁判官を務めた
いくつかの公判を傍聴することに。そんな中、
イチケイの部長・駒沢義男(小日向文世)は、
家庭裁判所から逆送されてきたある少年事件を
合議制で扱いたい、とみちおたちに告げる。
被告人は17歳の望月博人(田中偉登)。
半年前に高校を中退した博人は、レジャー施設で
アルバイトスタッフとして働いていたが、
あるとき売上金5000万円を盗んで逃亡。
警察に逮捕されそうになった際には、繁華街のビルの
非常階段から盗んだ現金をばらまいていた。
みちおは裁判長は坂間がいいのではないかと
提案し、坂間も決意を表明する。
そして始まった第1回公判。博人は完全黙秘を貫き......。

最後、判決前の裁判官の言葉が素晴らしかったです。

裁判官:人生は、自分の思い通りにならないことの方が多い。
    努力しても、どうあがいても。
    どうにもならないこともあります。
    でも、それでも、自分の人生を投げてはいけない。
    いかなる理由があろうと、あなたは罪を犯してはいけなかった。

被告人:お前に何が分かんだよ。
    許さねえ。

裁判官:許さなくていい。
    あなたの苦しみ憤りを受け止めます。
    そして願っています。
    いつかあなたが、あなたたちが手を取り合い、
    前を向いて生きていけることを。
    あなたが逆境を跳ね返し、努力して
    自分の人生を切り開いていけることを。
    そして、つらい経験があったからこそ、
    今があると、いつかそう思える日が来ることを、
    心から願っています。

若者に見て欲しいドラマでした。


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