新政酒造 陽乃鳥美山錦貴譲酒
9月28日(月)、秋田県新政酒造さんの
陽乃鳥(ひのとり)美山錦貴譲酒を晩酌で飲みました。
新政酒造さんのポリシーは、下記の通りです。
秋田県産米を生酛純米造りにより
六号酵母によって醸します。
------ 当蔵は地域性を尊ぶために、秋田県で栽培された米のみを用いて醸造いたします。酒母には、天然の乳酸菌を活用する伝統製法「生酛」のみを採用しています。また、培養された酵母を使用する際は、当蔵で昭和5年(1930年)に採取された「きょうかい6号」(六号酵母)のみを用いております。
ラベル記載義務のない添加物も
用いることはありません。
------ 酒税法上、あらゆる酒類において、安全醸造のため用いられる添加物についてはラベル記載義務を免れています。代表的なものは、速醸酒母や補酸に用いられる「醸造用酸類」、あるいは「除酸剤」、麹の代替として使われる「酵素剤」、発酵助剤である「無機塩類」・「ビタミン類」などです。当蔵では、醸造における純粋性を尊ぶために、これらの添加物を酒に使用いたしません。
四合瓶(720ml)を主体として
販売しています。
------ 日本酒は酸化を防いで保管される必要があります(例えばワインでは「亜硫酸塩」をはじめとした酸化防止剤が使われますが、日本酒では用いることはできません)。日本酒の生酒や吟醸酒など、フレッシュさや繊細さが魅力である酒については、特に酸化に気を使う必要があります。一般的に、こうしたいわゆる「冷酒」向きのお酒は、開栓前後にかかわりなく冷蔵庫で保管し、開栓後はすみやかに飲みきることをおすすめします。このため当蔵は酒質管理の観点からほとんどの酒を四合瓶で提供しています。
特定名称は「純米酒」です。
------ 一般的に日本酒の純米区分における特的名称酒は、主に精米歩合によって「純米酒」・「特別純米酒」・「純米吟醸酒」・「純米大吟醸酒」という4つの区分に分けられます。しかしながら精米歩合のみが酒の価値を決めるものではないことから、当蔵はいかなる精米歩合であろうとも、すべて「純米酒」という表記に統一しております。
*なお「陽乃鳥(ひのとり)」は既成の酒(純米酒)を用いて醸造する「貴醸酒」というジャンルの酒です。こちらは特定名称酒にはあてはまりませんので、表記はしておりません。
新政酒造さんのHPより抜粋
貴醸酒
陽乃鳥(ひのとり)第12世代
小売価格:¥1,935-/720mℓ
原料米:美山錦
精米歩合:麹米55%、掛米65%
アルコール分:14度
仕込容器:温度制御タンク
使用瓶:六花付長瓶(りっかつきちょうびん)
1973年、国税庁技師の手により日本最古の清酒製法を
ベースとして開発された「貴醸酒」。
酒は通常、米・米麹・水で仕込まれるが、
この水の一部を酒に置き換えて仕込んだものである。
酒がもう一度もろみの中で発酵作用を受ける。
このため出来上がった酒は、より濃厚になり甘みも
強くなる。開発は2008年であり、この酒が
生まれ変わる様をして「陽乃鳥」と名付けられている。
なお加えられる酒はあらかじめミズナラの樽に入れて
1年間追熟させており、そこから得られる
バニラ様の香りがより酒の甘さを引き立てる。
まさに、唯一無二の「貴醸酒」である。
ブドウのような甘さと香りがあり、
フルーティーで貴醸酒らしい甘さです。
ほんのりとした酸で飲みやすさを演出しています。
食前酒として最適だと思います。
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