映画「ジョーカー」 - あいの日々徒然

2019年11月25日

映画「ジョーカー」

11月17日(日)、新潟市中央区のユナイテッド・シネマ新潟
第79回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門で
金獅子賞を受賞したことで話題の
映画「ジョーカー」を見ました。
ユナイテッド・シネマ新潟

映画「ジョーカー
監督:トッド・フィリップス
製作:トッド・フィリップス ブラッドリー・クーパー エマ・ティリンガー・コスコフ
製作総指揮:マイケル・E・ウスラン ウォルター・ハマダ アーロン・L・ギルバート ジョセフ・ガーナー リチャード・バラッタ ブルース・バーマン
脚本:トッド・フィリップス スコット・シルバー
撮影:ローレンス・シャー
美術:マーク・フリードバーグ
編集:ジェフ・グロス
衣装:マーク・ブリッジス
音楽:ヒドゥル・グドナドッティル
音楽監修:ランドール・ポスター ジョージ・ドレイコリアス
キャスト
アーサー・フレック/ジョーカー:ホアキン・フェニックス
レー・フランクリン:ロバート・デ・ニーロ
ソフィー・デュモンド:ザジー・ビーツ
ペニー・フレック:フランセス・コンロイ
ギャリティ刑事:ビル・キャンプ
バーク刑事:シェー・ウィガム
トーマス・ウェイン:ブレット・カレン
ランダル:グレン・フレシュラー
ゲイリー:リー・ギル
アルフレッド・ペニーワース:ダグラス・ホッジ
ジョーカー

ストーリー
ゴッサム・シティでピエロの派遣業で働いてる
アーサー・フレック。認知症の母を介護する傍ら
スタンダップコメディアンを目指しながら
ピエロの仕事をして下積みをしている。
幼い頃からトゥレット障害により感情が高ぶると
反射的に笑いだす障害を持っていた。
福祉サービスによって薬が提供され症状は
抑えられていたが、トーマス・ウェインによる
政策で医療福祉の解体によって、薬の服用が
出来なくなり悪化する事になる。
ゴッサムの治安の悪さから、仕事中に路上で
チンピラによる暴行等を受けても耐えてきたが、
同僚が防犯のためと渡した銃がきっかけとなり
事態が一転する。
医療施設でピエロを演じている際、
しまっていた銃を落とした事が
きっかけで解雇される。その帰宅中に地下鉄内で
ナンパをしていたウェイン産業の社員の前で
笑いの発作を起こした為に勘違いで暴行され、
感情が昂り銃を発砲し全員を殺害してしまう。
更に母親がかつてトーマス・ウェイン邸で
働いていた事から支援の手紙を書いていたのを
偶然目撃し、愛人であったという文面から
自分がトーマスの息子ではないのかという
疑惑が高まり独自に調査をする。結果、
母親は若い頃から精神に異常をきたし、一方的に
トーマス・ウェインを恋人だと思い込んでいた
だけでなく、自分は養子で、母親の元恋人に
虐待を受け障害を患った事を知る。
マンションの隣人と恋仲となり、わずかながら
幸せを感じていたが、それもまた自分が苦境の
中から作り上げた妄想だと知る。
自分が目標とするコメディアンのマレー・フランクリンに
自分が発作を起こしながらネタを披露する姿を
テレビで笑い物にされるなどの不幸が重なり、
完全な狂気に追い込まれる。
狂気に追い込まれてからは、母親をはじめ自分を
陥れた身近な友人を殺害し、出演依頼を受けた
マレーの番組で拳銃自殺をしようと考えていた。
警察に追われている際、自分が起こした地下鉄銃撃の
反響が大きな暴動に変わって行く様を観て
次第に社会が混沌をきたしていることに
快感を感じるようになる。

普通の人間の中にある悪が、きっかけさえ有れば、
簡単に豹変し、表に出る様を上手く描き出している。
現代にある犯罪もこんなことから
起こっているように想像できる。
面白い映画では無いが、心に残る映画である。


映画に欠かせないキャラメルポップコーン
いつもなら、映画終わるまでに食べきるのですが、
今回は、映画に夢中で少し残りました。
キャラメルポップコーン
夫婦で映画館で映画を見たのは1年ぶり。
やはり、良い映画館で見る映画は、心地よい。
また、良い映画館で映画を見たいと思う。

椅子が大きくて座り心地が良い映画館が好きなら、
ポチっとして頂けるとありがたいです。
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