本「慈雨」 - あいの日々徒然

2019年7月29日

本「慈雨」

7月23日(火)、高田図書館で本「慈雨」を借りて読みました。
柚月裕子(ゆづき・ゆうこ)さんのミステリー小説。
内容は、
警察官を定年退職し、妻と共に
四国遍路の旅に出た神場。
旅先で知った少女誘拐事件は、16年前に自らが
捜査にあたった事件に酷似していた。
手掛かりのない捜査状況に悩む後輩に
協力しながら、神場の胸には過去の事件への
悔恨があった。場所を隔て、時を経て、
世代をまたぎ、織り成される物語。
事件の真相、そしていろいろ明らかになる事実。
最後に事件解決のヒントが浮かび、それが解決へと導く。
慈雨
お遍路さんの話と、事件の話が並行的に進んでいき、
過去のことも関係し、複雑に絡み合う。
しがらみや葛藤を上手く描き、極上のミステリーにしている。
私としては、最後30ページをもう少し詳しく描いて欲しかった。
お遍路さんの話が長く余計に感じてしまったのが残念。


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