小布施ワイナリー・ドメーヌソガ・サケエロティック4号キャトル
5月25日(土)、
小布施ワイナリー・ドメーヌソガ・サケエロティック4号キャトル
を晩酌で飲みました。
小布施ワイナリーのある小布施町は、
長野県の北東にあります。
小布施ワイナリーは、創業1942年、
曽我市之丞(そがいちのじょう)さんによって創設されました。
ワイン醸造の会社です。
戦前は日本酒蔵だった小布施ワイナリーは、
ワイン畑の農閑期に醸造に関する研究し
技術向上を目的に少量だけ日本酒をつくります。
それが「ソガ ペール・エ・フィス」です。
日本酒部門があり、テロワールの思想を追求した日本酒は、
全商品に長野県産「美山錦」のみを用い、
採算を意識しない日本酒造りをしています。
小さい小布施酒造では、すべての細かい配慮を妥協なく行います。
機械にも頼ることなく五感で酒を造ます。
日本酒造りのこだわり
①ブルゴーニュワイン的「単一品種」思想により長野産美山錦のみ使用
②培養酵母を入れない古典生酛、70年ぶりに復活させた旧協会1~5号酵母と戦前発見の6号酵母のみで発酵(戦後分離酵母不使用)
③生酛(きもと)のみで仕込む
④活性炭、除酸剤、酵素、培養乳酸菌、培養硝酸還元菌、無機塩類など無添加
⑤衛星管理徹底の上、ワイン設備を共有
2019年スケジュール
◎ヌメロシス ドメイヌ池田 1月中・下旬
◎ヌメロアン(1号酵母きもと) 2月上旬
◎ドゥ(2号酵母きもと) 2月中旬
◎トロワ(3号酵母きもと) 2月下旬
◎サンクゥ(5号酵母きもと) 2月下旬
◎ヌメロシス 通常ロット 3月上旬
◎リア サケナチュレル70 3月下旬
◎ル サケナチュレル70 4月上・中旬
◎ヌメロシス ドメイヌ三浦 4月上・中旬
◎キャトル(4号酵母きもと) 4月上・中旬
このキャトル4号酵母生酛
協会4号酵母のみ80年以上経った今も
出自が解らぬままミステリアスな酵母。
低い酸の生産量ながら甲州ワインのように
クローブなどのスパイス香とスモーキーさが
調和して安らぎを与える香りをほのかに
与えてくれる事が4号酵母の特徴です。
その意味でも4号酵母は協会酵母の中で
唯一ワイン酵母的な要素を持ち合わせてます。
味わいはフルーティでどぶろくのような甘さがあります。
ただしつこくなく、サラッとしていて酸も少し感じられます。
サケエロティックの中では、
癖が少ない部類だと思います。
限定の日本酒に弱いなら、
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