小布施ワイナリー・ドメーヌソガ・サケエロティック3号トロワ
5月8日(水)、小布施ワイナリー・ドメーヌソガ・サケエロティック3号トロワを晩酌で飲みました。
小布施ワイナリーは、長野県の北東の小布施町にあります。
1942年曽我市之丞(いちのじょう)さんによって創設。
ワイン醸造がメイン事業です。
戦前は日本酒蔵だったそうです。
ワイン畑の農閑期に醸造に関する研究と技術向上を
目的に少量だけ日本酒をつくります。
それが「ソガ ペール・エ・フィス」です。
ワイナリーには日本酒部門があり、
テロワールの思想を追求した日本酒は、
全商品に長野県産美山錦のみを使い、
採算を意識しない日本酒造りが実践されています。
すべての細かい配慮を妥協なく行い、
機械にも頼ることない五感での酒造りをしています。
見た目はワインのような日本酒。
胴ラベルもワイン風で、
ラベル裏面には酒米や造りについての
こだわりが細かく記載されています。
このトロワ3号酵母きもとは、
1号酵母の進化形ともいうべき酒だそうです。
1号のミルキーさに柔らかさと気品を兼ね備え、
軟水でも力強く辛口に発酵するこの酵母から
「辛口にして甘露」という3号酵母に
ふさわしい造語が生まれました。
その通りの味わいです。
日本酒造りのこだわり
①ブルゴーニュワイン的「単一品種」思想により長野産美山錦のみ使用
②培養酵母を入れない古典生酛、70年ぶりに復活させた旧協会1~5号酵母と戦前発見の6号酵母のみで発酵(戦後分離酵母不使用)
③生酛(きもと)のみで仕込む
④活性炭、除酸剤、酵素、培養乳酸菌、培養硝酸還元菌、無機塩類など無添加
⑤衛星管理徹底の上、ワイン設備を共有
2019年の出荷スケジュールは、以下の通りでした。
◎ヌメロシス ドメイヌ池田 1月中・下旬
◎ヌメロアン(1号酵母きもと) 2月上旬
◎ドゥ(2号酵母きもと) 2月中旬
◎トロワ(3号酵母きもと) 2月下旬
◎サンクゥ(5号酵母きもと) 2月下旬
◎ヌメロシス 通常ロット 3月上旬
◎リア サケナチュレル70 3月下旬
◎ル サケナチュレル70 4月上・中旬
◎ヌメロシス ドメイヌ三浦 4月上・中旬
◎キャトル(4号酵母きもと) 4月上・中旬
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