映画「第二警備隊」
1月27日(日)、レンタルDVDで映画「第二警備隊」を見ました。
DVDジャケットだけでは面白そうでは無かったのですが、
たくさんの国際映画祭にノミネートされている作品のようで
気になり借りてきました。
監督・脚本は、柿崎ゆうじさんで、
以前見た「バケツと僕!」のプロデュースをしたり、
見たいと思っている「ウスケボーイズ」の監督をしています。
主演を筧利夫さん、
他の出演者は、出合正幸さん、竹島由夏さん、
野村宏伸さん、伊藤つかささん等です。
映画の内容は、
警備会社に所属する身辺警護員たちの生き様を描いたヒューマンドラマです。
1999年1月、警備会社エステック社長の大崎は、
学生時代の先輩の小泉からの依頼により精鋭チーム・第二警備隊を結成する。
大恩寺の住職を務める小泉は、政治団体を標榜しながら、
実態は指定暴力団の真政会の関連組織である
護国大憂党からの嫌がらせに頭を悩ませていた。
大恩寺の利権を狙う護国大憂党から寺を守るため、
隊長の高城以下、中本、紅一点の佐野ら隊員たちの警護の日々が続くが、
中本が凶弾に倒れてしまう。
この映画は、自ら警備会社を経営する柿崎ゆうじ監督が、
実体験をもとに描いたそうです。
日本の身辺警備の実態をそのまま感じられる様な映画です。
派手さも無く、映画の作りが優れているわけでもありません。
暴力団の嫌がらせに立ち向かい、警察の理不尽さに耐え、
警備という仕事に真摯に向き合う姿に感動を覚えます。
冒頭に墓参りのシーンがあったので結末は想像出来ましたが、
心に残る映画でした。
映画サイトの評価は高くありませんが、私は見て良かったと思いました。
派手さの無いヒューマンドラマも良いと思うなら、
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