小布施の桝一市村酒造場で買い物
9月下旬、長野県小布施に行った時に
桝一市村酒造場さんで日本酒を買ってきました。
桝一市村酒造場さんは、アメリカ人女性セーラ・マリ・カミングスさんが
立て直しを図り、数々の改革をした酒蔵です。
今は、セーラ・マリ・カミングスさんは、役員を退いています。
買って来たのは、純米大吟醸生酒碧漪軒(へきいけん)1800mlと
純米酒□一(スクウェア・ワン)1800mlです。
純米大吟醸生酒碧漪軒(へきいけん)1800ml 10800円(税込)
原料米/酒造好適米の「備前雄町(岡山県産)」を精米歩合40%まで磨き、
酒造りに最適の冬の厳冬期に、丹念に低温発酵させたそうです。
小布施に滞在した浮世絵師葛飾北斎が、天井絵の制作に励んだアトリエの名を、
そのまま付けたお酒だそうです。
このアトリエ碧漪軒は、江戸時代末から明治初期にかけて
桝一市村酒造場を営んだ鴻山(鴻山/市村家十二代)が、
北斎のために建てたものだそうです。
フルーティーで華やかな吟醸香があり、飲みやすいのですが、
生酒らしい強い味わいもあります。
500mlのものは、青い綺麗なボトルで販売されています。
純米酒□一(スクウェア・ワン)1800ml 5400円(税込)
原料米/信州が生んだ、全国的に評価の高い酒造好適米「美山錦(長野県産)」を使用しています。精米歩合/59%
桝一市村酒造場は江戸時代から略称「ますいち」で親しまれてきたそうです。
この「ますいち」を表す略号「□一」を、英語にあてはめ名付けたのが、
純米酒スクウェア・ワンだそうです。
そのスクウェア・ワンには「原点、振り出し」の意味もあり、
酒造りの原点を思う心を込められています。
昔ながらの製法をかたくなに貫き、強くしっかりした味わいの辛口の酒です。
1升陶器瓶での販売もあります。
小布施には、3軒の酒蔵があるようです。
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