10月5日(月)から数日掛けて録画してあった
TBSテレビドラマ「半沢直樹」を見ました。
プロデューサー:川嶋龍太郎
青山貴洋
原作:池井戸潤
『ロスジェネの逆襲』
『銀翼のイカロス』
脚本:丑尾健太郎
金沢知樹
谷口純一郎
李正美
演出:福澤克雄
田中健太
松木彩
ナレーター:山根基世
音楽:服部隆之
出演者
半沢直樹(はんざわ なおき):堺雅人
半沢花(はんざわ はな):上戸彩
渡真利忍(とまり しのぶ):及川光博
黒崎駿一(くろさき しゅんいち):片岡愛之助
中野渡謙(なかのわたり けん):北大路欣也
大和田暁(おおわだ あきら):香川照之
森山雅弘(もりやま まさひろ):賀来賢人
乃原正太(のはら しょうた):筒井道隆
白井亜希子(しらい あきこ):江口のりこ
谷川幸代(たにがわ さちよ):西田尚美
山久登(やまひさ のぼる):石黒賢
浜村瞳(はまむら ひとみ):今田美桜
諸田祥一(もろた しょういち):池田成志
田島春(たじま しゅん):入江甚儀
広重多加夫(ひろしげ たかお):山崎銀之丞
三木重行(みき しげゆき):角田晃広
玉置克夫(たまき かつお):今井朋彦
平山一正(ひらやま かずまさ):土田英生
平山美幸(ひらやま みゆき):南野陽子
曾根崎雄也(そねざき ゆうや):佃典彦
笠松茂樹(かさまつ しげき):児嶋一哉
郷田行成(ごうだ ゆきなり):戸次重幸
岡光秀(おか みつひで):益岡徹
加納一成(かのう かずなり):井上芳雄
清田正伸(きよた まさのぶ):加藤啓
高坂圭(こうさか けい):吉沢亮
永田宏(ながた ひろし):山西惇
木滝英雄(きたき ひでお):鈴木壮麻
福山啓次郎(ふくやま けいじろう):山田純大
古谷(ふるや):宮野真守
富岡義則(とみおか よしのり):浅野和之
三笠洋一郎(みかさ よういちろう):古田新太
新山智美(にいやま ともみ):井川遥
瀬名洋介(せな ようすけ):尾上松也
神谷巌夫(かみや いわお):木場勝己
紀本平八(きもと へいはち):段田安則
伊佐山泰二(いさやま たいじ):市川猿之助
箕部啓治(みのべ けいじ):柄本明
的場一郎(まとば いちろう):大鷹明良
油山哲也(あぶらやま てつや):木下隆行
花の先輩:吉田羊
放送期間:2020年7月19日 - 9月27日
放送時間:日曜 21:00 - 21:54
放送枠:日曜劇場
放送分:54分
回数:10
ストーリー
第一部
東京セントラル証券のビル前にある東京証券取引所
東京中央銀行内での数々の不正を明らかにするも、
子会社である東京セントラル証券へ営業企画部長として
出向を命じられた半沢は、処遇に腐ることなく部長として
毅然とした態度で仕事に邁進していた。
ある日、東京セントラル証券は大手IT企業である
電脳雑伎集団から株式取得に掛かる費用が1500億円以上
という、新興IT企業スパイラルの買収に関する
アドバイザー業務を委託される。
それはセントラル証券にとってかつてない大型案件であるが
、敵対的買収になることは明らかであり、
半沢は電脳が巨額買収に経験の浅いセントラル証券に
買収業務を委託したことを不審に感じる。
セントラル証券では半沢の部下で東京中央銀行からの
出向者である諸田祥一が、買収プロジェクトチームを
編成してスパイラル買収のスキームを練らせる。
それまで電脳の営業担当であったプロパー社員の
森山雅弘は経験不足を理由にチームから外され納得が
いかなかったが、買収スキームは一向にまとまらず、
ようやく決定した内容を報告しに電脳へ赴くも、
電脳社長の平山一正から返答が遅れたことを
理由に契約破棄を突き付けられる。
電脳の一方的な契約破棄に森山は食らいつき、
独自に準備していた買収スキームの提案に赴くが、
その際に図らずも電脳の財務担当の玉置克夫との
会話から電脳がスパイラルの買収案件のアドバイザーを
他社へ乗り換えた事実を知る。半沢はこれまでの電脳の
不可解な言動から、買収契約を横取りしたのは親会社
である東京中央銀行ではないかと疑念を抱くが、
それはセントラル証券内部に電脳による巨額買収の
情報をリークした人物がいるということを意味していた。
そして半沢の仕掛けた策略により、諸田が銀行への
復帰を見返りに東京中央銀行証券営業部・部長の
伊佐山泰二に電脳との買収契約の情報をリークし、
東京中央銀行が強引に子会社のセントラル証券の
仕事を横取りしていた事実を掴むが、
あと一歩のところで伊佐山の息のかかったシステム部の
行員により証拠となる情報リークのメールをサーバーから
削除されてしまう。証拠を揉み消し勝ち誇った顔をする
黒幕の伊佐山に対し、半沢は啖呵を切って言い放つ。
「私はこのまま終わらせるつもりはありません。この借りは、必ず返します!」
第二部
東京中央銀行の階段として使用された東京国立博物館の階段。
スパイラル買収をめぐり、電脳雑伎集団の粉飾を突き止め、
不良債権となる恐れのあった500億円の追加融資を
阻止し銀行を救った半沢は、東京中央銀行本部
営業第二部次長に復帰する。
着任早々、大和田からの推薦で破綻寸前の帝国航空の
再建という困難な超大型案件を中野渡頭取から任され、
ニューヨーク支店から本部に復帰した紀本平八が
債権管理担当常務に就任し、半沢は紀本の管轄の元、
帝国航空の再建に取り組むこととなる。
半沢は早速帝国航空に赴くが、社長の神谷巌夫以下経営陣は
公共交通機関として利益よりも路線を維持する社会的意義を
尊重し、前任の再建担当である審査部の曾根崎雄也も
その考えに同調しており、経営危機への危機感が希薄であった。
半沢は経営陣に毅然とした態度で赤字路線の撤廃、
リストラなどの抜本的な改革を訴える。
そんな中、支持率が低迷する進政党・的場一郎内閣が
内閣改造を行い、サプライズ人事として元アナウンサーの
女性議員・白井亜希子が国土交通大臣に任命される。
白井は目玉政策として帝国航空の改革を挙げ、
再生タスクフォースの立ち上げと銀行への債権放棄の
検討を発表。帝国航空に700億円の債権を保有する
東京中央銀行もその7割に当たる500億円もの債権を
放棄せねばならず、半沢は大和田から政策実行前に
帝国航空を再建し、債権を回収するよう命じられる。
政府からの理不尽な要求をはねつける為、
半沢は帝国航空のメインバンクである開発投資銀行との
共闘による債権放棄の拒否を目指し、帝国航空の
再建案を立案する。途中、架空請求で資金を横領していた
東京中央銀行から帝国航空への出向者・永田宏から
妨害を受けるがそれを乗り越え、OBをはじめとする
帝国航空からの再建案の支持を取り付け、
開投銀の谷川幸代との共闘の道に一縷の望みを繋ぐ。
その後、半沢は再建タスクフォースリーダーの
弁護士・乃原正太との面談で「企業再生ノウハウのない
銀行は、黙ってタスクフォースに任せておけばいい」と
「国民の総意」を根拠に高圧的な態度で債権放棄を
迫られるが、横暴な政府の要請には「法的根拠」がないと
論破し放棄を拒否する旨を伝える。
しかし、政府に楯突く半沢に圧力をかけるため、
白井は幹事長・箕部啓治に依頼し金融庁に圧力をかけ
帝国航空再建計画の与信判断を実施させ、
自らは大臣の権限を用い帝国航空の整備士の
受け入れ先であったスカイホープ航空の新規路線認可を
却下するなど、敵対行為を繰り返す。
政府の脅威を感じる中、中野渡は銀行として進むべき
正しい道を判断し、前回追加融資150億円を通すため
説明に虚偽があったことを金融庁に報告し、
業務改善命令を受け入れ謝罪する。それは半沢や
東京中央銀行のバンカー全員にとって屈辱的な瞬間であった。
業務改善命令受け入れの報道を見て、
半沢は傲慢な政府に怒り心頭に発し言い放つ。
「俺は必ず帝国航空を再建してみせる。やられたらやり返す、倍返しだ!」
そして、箕部啓治の悪を暴き出す。
10話の内、第一部が1~4話『ロスジェネの逆襲』、
第二部が5~10話『銀翼のイカロス』になっています。
半沢や渡真利が訪れる小料理屋で使われたのが
「上越やすだ恵比寿店」という本当にあるお店。
なんだか、嬉しくなりました。
内容は、池井戸さんらしい正義が勝つ物語で
人気のなるのも良く分かります。
堺雅人さんや香川照之さんの演技も素晴らしい。
今回特に良かったのは、江口のりこさんの
内に秘めた心が感じられる演技です。
派手に言い合う男達の間で目で語る江口さんが素敵でした。
今の時代を反映して、庶民が求める政治の正義が描かれ、
それが皮肉に思えました。
半沢直樹を見たなら、
ポチっとして頂けるとありがたいです。
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