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2022年1月28日

ドラマ「99.9 -刑事専門弁護士- 完全新作SP新たな出会い篇」

1月21日(金)、録画してあった
ドラマ「99.9 -刑事専門弁護士- 完全新作SP新たな出会い篇」
を見ました。
脚本:三浦駿斗
トリック監修:蒔田光治
音楽:井筒昭雄
企画:瀬戸口克陽
プロデュース:東仲恵吾
演出:木村ひさし
出演者
深山 大翔:松本 潤
佐田 篤弘:香川 照之
河野 穂乃果:杉咲 花
明石 達也:片桐 仁
藤野 宏樹:マギー
中塚 美麗:馬場園 梓
落合 陽平:馬場 徹
佐田 由紀子:映美 くらら
坂東 健太:池田 貴史
加奈子:岸井 ゆきの
佐田:畑 芽育
南雲 恭平:西島 秀俊
南雲 エリ:蒔田 彩珠
志賀 誠:藤本 隆宏
戸川 奈津子:渡辺 真起子
若月 昭三:石橋 蓮司
斑目 春彦:岸部 一徳
99.9 -刑事専門弁護士- 完全新作SP新たな出会い篇
ストーリー
99.9%有罪とされる案件でも残された0.1%の事実を
納得するまで追求し無罪を勝ち取る弁護士深山大翔。
彼が勤める斑目法律事務所は、所長が佐田篤弘に交代。
その就任パーティー会場で、佐田は大手自動車メーカー
会長若月昭三から、新米弁護士の孫娘を育ててほしい
と頼まれる。一方、深山は拘置所で依頼人大島浩二に接見。
大島は下着窃盗犯で逮捕、起訴され、否定するが、
状況証拠から有罪は揺るぎない。
そもそもこの案件の弁護は河野穂乃果が担当で、
情状酌量を勧めたものの、大島が無罪を勝ち取るため
深山に依頼替えをしたのだ。深山は早速、大島の話から
気仙沼へ向かうが、なぜか穂乃果もついていくことに。
そして、真実を突き止める。
数日後、斑目法律事務所にやって来た穂乃果。
彼女が若月の孫娘で若月から民事の弁護士として育てるよう
依頼を受けていた佐田だが、穂乃果の要求で若月には秘密で
刑事弁護で働かせることに。
そんなある日、政治家の収賄事件の依頼が舞い込む。
次期市長候補岡部康行が賄賂を受け取ったとして逮捕されたが、
岡部は否認。しかし賄賂を送った円谷耕三は罪を認めて
有罪が確定しており、結審した収賄事件をひっくり返すのは
ほぼ不可能に近かった。深山と佐田は円谷の弁護を
担当していた南雲恭平を訪ねるが、温厚な顔の裏に
隠されたグレーな弁護手法を感じ取り警戒を強める。
そして、南雲は深山が担当する裁判の検察側とも裏で
接触していて、深山たちの前に立ちはだかる。
深山は真実を見つけ出し、
岡部の無罪を勝ち取ることが出来るのか。


映画への伏線も散りばめられていて、映画も見たくなるドラマです。
謎解きもあるのですが、このドラマの見所は、
随所にある親父ギャク。
演者が楽しんでいるのが良く分かり、
見ている方も楽しくなります。
水戸黄門的なつくりで、正義の弁護士が
勝つようになっているので安心してみられます。
ハラハラドキドキしませんが、楽しく見られて、
私が好きなドラマです。

正義が勝つドラマが好きなら、
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2021年1月15日

テレビドラマ「グランメゾン東京」

12月から1月4日(月)まで録画してあった
TBS日曜劇場「グランメゾン東京」というドラマを見ました。
脚本:黒岩 勉
プロデュース:伊與田英徳
       東仲恵吾
演出:塚原あゆ子
   山室大輔
   青山貴洋
料理監修:岸田周三(カンテサンス)
     トーマス・フレベル(INUA)
     服部栄養専門学校
音楽:木村秀彬
主題歌:山下達郎「RECIPE(レシピ)」
出演者
尾花おばな 夏樹なつき...木村拓哉
早見はやみ 倫子りんこ...鈴木京香
平古ひらこ 祥平しょうへい...玉森裕太 (Kis-My-Ft2)
芹田せりた 公一こういち...寛 一 郎
蛯名えびな 美優みゆ...朝倉あき
松井まつい 萌絵もえ...吉谷彩子
峰岸みねぎし 剛志つよし...石丸幹二
柿谷かきたに 光ひかる...大貫勇輔
丹後たんご 学まなぶ...尾上菊之助
リンダ・真知子まちこ・リシャール...冨永 愛
久住くずみ 栞奈かんな...中村アン
江藤えとう 不三男ふみお...手塚とおる
相沢あいざわ 瓶人かめひと...及川光博
京野きょうの 陸太郎りくたろう...沢村一樹
グランメゾン東京
あらすじ
第1話
舞台はパリ。フランス一の三つ星レストラン「ランブロワジー」で面接を受けていた早見倫子(鈴木京香)。彼女は、料理人としての人生をかけてフランスにきていた。そんな中、ある一人の男と出会う。
その男は、倫子が"実技テスト"で前菜を作ろうとしているところに、突然駆け込んできて、一方的にメニューのアイディアを出して、代わりに作ろうとする。聞けば、昔ランブロワジーで働いていたから好みが分かるというのだ。その矢先に、男は、借金取りに追いかけられて、去っていく。
その男こそが、パリで二つ星を獲得し、三つ星に最も近いとされたフレンチ料理人。しかし、3年前のある事件がきっかけで表舞台から消え去った日本人シェフ・尾花夏樹(木村拓哉)だった。
その後、面接に落ちた倫子は、落ち込んでいる中、再び尾花と出会う。
そこで、尾花が作った料理のあまりの美味しさと、自分の実力のなさに、倫子は思わず涙をこぼした。
その時、尾花は倫子に突然、一緒に店をつくらないかと提案する。
第2話
オープンに向けて準備を進める「グランメゾン東京」。だが早速大きな壁にぶちあたっていた。開店に必要な資金5000万を用意しなくてはいけなかったのだ。倫子(鈴木京香)と京野(沢村一樹)は銀行にかけあうが、断られ続ける。
一方で、尾花(木村拓哉)はそんなことお構いなしにメニュー開発に没頭していた。
そんな彼らの動向を掴んだ「gaku」のオーナー・江藤(手塚とおる)は冷笑するが、過去の尾花を知る丹後(尾上菊之助)だけは警戒を強めていた。
尾花たちは、次の作戦として、名声のある相沢(及川光博)に手を借りにいくが、シングルファザーで娘を育てていることもあり、オファーを断られてしまう。窮地の中、京野はある秘策を思いつく。それは、「gaku」の時に懇意にしていた城西信用金庫の融資担当・汐瀬(春風亭昇太)に相談すること。そこで、無担保で5000万円の融資を5年で完済することを条件に事業計画を説明する倫子だが、汐瀬から原価率の高さを理由に計画書の改善を求められてしまう―。
それを聞いた尾花は汐瀬に最高の一品を作るから食べてくれと直談判する。
はたして汐瀬が納得する一皿はできるのか?
第3話
尾花(木村拓哉)と倫子(鈴木京香)は、「グランメゾン東京」のメインディッシュになる肉料理に挑んでいた。しかし、納得できる食材でメニューを作り出せずに悩んでいた。
そんな折、京野(沢村一樹)は、パリにいる編集長のリンダ(冨永愛)から参加店の選定を任されたというフードライター・栞奈(中村アン)の紹介で、農水省と世界的な人気雑誌「マリ・クレール ダイニング」のコラボ企画による鹿肉を使ったジビエ料理のコンクールにエントリーすることを決める。
最初は乗り気ではない尾花だったが、丹後(尾上菊之助)率いる「gaku」が参加することを聞き、やる気になる。ついに直接対決か?と思われたが、「gaku」のオーナー・江藤(手塚とおる)が、メイン食材となる鹿の上質な部位であるロースを市場から買い占めてしまい、尾花たちは絶体絶命のピンチに陥る。
そんな中、相沢(及川光博)から、伝説のジビエ猟師・峰岸(石丸幹二)の存在を聞かされた尾花と倫子。上質な肉を求め、早速彼のもとへと向かうが、頑固な職人の峰岸に門前払いされてしまう。
「gaku」とは雲泥の差の食材を使い、どう料理を作るか...尾花は必死に向き合う。
しかし、迫り来る期日...ついにコンクールの日を迎えてしまう。
不利な状況でも「グランメゾン東京」は「gaku」に勝つことができるのか!?
第4話
いよいよプレオープンを迎えることになったグランメゾン東京。だがそこに急遽、「マリ・クレール ダイニング」の編集長・リンダ(冨永愛)がくることに。彼女は世界的にも名声が高く、彼女の評価一つで店の今後が決まってしまうほどの影響力があった。やる気を燃やす尾花(木村拓哉)に対し、緊張と不安が高まる倫子(鈴木京香)。そんな中、尾花は突然、デザートを作り直すと言い出す。
コースの最後を締め括るデザートはとても重要で、リンダを納得させるためには完璧なものを目指さなくてはいけない。さっそく尾花と京野(沢村一樹)は、祥平(玉森裕太)の働くホテルに向かう。
そこで尾花がスカウトしたのは、萌絵(吉谷彩子)だった。
萌絵はさっそく試作品を作るが、尾花と倫子は却下する。萌絵と尾花はそれぞれ栗を使ったデザートを作り、どちらがおいしいか対決することに。その話を聞いた祥平は、萌絵のデザート作りを手伝う...。
刻々と近づくプレオープン。尾花たちはリンダが認めるデザートを完成させることができるのか?
そしてグランメゾン東京は無事オープンを迎えることができるのか!?
第5話
3年前のナッツ混入事件について、リンダ(冨永愛)が書いた記事がもとで、記者からの直撃取材を受ける尾花(木村拓哉)と倫子(鈴木京香)。記事は、尾花の過去についても大々的に書かれて、炎上してしまう。
そして、ついに迎えた『グランメゾン東京』オープン当日。
しかし、前日までいっぱいだった予約はすべてキャンセルという最悪の滑り出しに。
オープンして、すぐに閉店の危機。
そんな中、尾花は余った食材でフードフェスに出店することを提案する。店に人が来ないのであれば、自ら外に売り出しにいくことで、お客さん誘導に繋げようと考えたのだ。
そして、そこに強力な助っ人が加わった。祥平(玉森裕太)だ。
祥平は、美優(朝倉あき)の父・西堂(岩下尚史)から、「グランメゾン東京」に融資した際のことを咎められたこともあり、尾花のもとを訪ねていたのだ。
全員で、力を合わせてフェスに向けた料理開発に挑む。
はたして、尾花たちは失った信用を取り戻し、顧客を獲得することが出来るのか...?!
第6話
祥平(玉森裕太)が丹後(尾上菊之助)のいるgakuに入ったことを知り、戸惑う京野(沢村一樹)と相沢(及川光博)。しかし、尾花(木村拓哉)は強力なライバルの出現を楽しんでいるかのようだった。そんな中、今年度のトップレストラン50の表彰式が東京で行われることに決定。それを聞いた尾花は、日本が誇る食資源の代表格である"魚"の料理を開発し直すことを決めた。その頃、丹後と祥平も魚料理の新メニューに取り組んでいた。
一方、グランメゾン東京のスタッフに栞奈(中村アン)が志願し加わることに。着々とチームが出来上がる中、江藤(手塚とおる)から金を受け取って内部情報を流していた芹田(寛 一 郎)はただ一人、取り残された気持ちになっていた。いつまでも料理を作らせてもらえない怒りから、芹田は店を辞めると告げる。
暗雲漂う中、グランメゾン東京は、果たして新メニューを完成させることができるのか!?
第7話
ついに幕を開けたトップレストラン50の発表セレモニー。
相沢(及川光博)は並々ならぬ覚悟で迎えていた。
というのも、発表の一週間前に、失踪していた妻・エリーゼ(太田緑ロランス)が突然『グランメゾン東京』を訪れ、娘のアメリー(マノン)をパリに連れて帰ると言い出したのだ。アメリーを引き止める条件は、グランメゾン東京がトップ10を超えること。
尾花(木村拓哉)も気合が入っていた。なぜなら、10位はかつてエスコフィユが獲得した最高ランクだったからだ。そんな中、尾花は、相沢のためにあることを思いつく。
 一方、丹後(尾上菊之助)と祥平(玉森裕太)も日本トップを取るために、力を尽くしていた。
こうして、それぞれの料理人が想いを込めて挑んだ戦いに、いよいよ決着の瞬間が訪れようとしていた。壇上のリンダ(冨永愛)によって次々と読み上げられていくランキング。
果たして『グランメゾン東京』の順位は?!
第8話
京野(沢村一樹)が、倫子(鈴木京香)に告白した翌日、尾花(木村拓哉)が音信不通になってしまう。周りの心配をよそに、夕方に戻ってきた尾花が連れてきたのは、彼の料理の師匠・潮卓(木場勝己)だった。彼の娘の凪子(伊藤歩)に頼まれ、退院する潮を迎えに行っていたのだという。
尾花は、潮に店の料理を食べてもらおうとするが、ほとんど手をつけず途中で怒って帰ってしまう。帰り際に、一番の問題は京野にある、とだけ言い残して...。
倫子たちは原因を探るべく潮の店に行く。そこでお店定番のビーフシチューの美味しさに衝撃を受ける。そんな中、尾花は潮の様子に異変を感じ......
第9話
栞奈(中村アン)が「グランメゾン東京」を辞め、再びフードライターに戻るという。
そんな中、尾花(木村拓哉)は彼女の履歴書にある違和感を抱く。
一方、ミシュランの審査開始時期まであと1ヶ月。倫子(鈴木京香)は、コース料理をリニューアルすることを決める。同時に、尾花は前菜に合うワインも変えたいと提案し、栞奈に最後の仕事として試飲会を開くことを依頼する。
その頃、「gaku」で働く祥平(玉森裕太)のもとに、フランス大使館のフェルナン・文則・ベルナール(マイケル富岡)が訪ねてくる。3年前のアレルギー事件について、真犯人を見つけたという。
そんな中、「グランメゾン東京」で開かれたワインの試飲会で、萌絵(吉谷彩子)が突然体調を崩し、病院に運ばれてしまう...。
第10話
尾花(木村拓哉)はリンダ(冨永愛)の告発によって「gaku」を去ることになった祥平(玉森裕太)を「グランメゾン東京」に誘う。店に迷惑がかかるからと断る祥平だったが、京野をはじめとした店のメンバーは、ある方法を思いつく。
一方、丹後(尾上菊之助)は、まもなく始まるミシュランの審査のプレッシャーからメニュー開発に行き詰まる。そんな丹後を見て、江藤(手塚とおる)はある計画を推し進めるのだった。
それぞれの店で大きな変化を迎える中で、迫るミシュランの審査。
着々と新メニュー開発に取り組む尾花は、ある大きな決断を下す!
はたして三つ星を取れるメニューは完成するのか!?
最終回
ミシュランの審査が近づき、「グランメゾン東京」の新メニュー開発は大詰めを迎えていた。そんな中、新しい魚料理を作るため、フレンチにとって禁断の食材である"マグロ"に挑んでいる尾花(木村拓哉)を見て、倫子(鈴木京香)は不安になり、口を出してしまう。口論した末に、尾花は「スーシェフを辞める」と告げるのだった...。突然の発言に動揺する中、倫子も魚料理を作り、美味しい方をメニューに加えようと提案する。
一方、丹後(尾上菊之助)がいなくなった「gaku」は、新しいシェフ・結月(馬場徹)の傍若無人な振る舞いで店はボロボロになっていた。その矢先、ついにある事件が起きてしまう...
そして、いよいよ運命のミシュランの審査が始まる。
果たして「グランメゾン東京」は、三つ星を獲得する事はできるのか!?

話の内容は、嘘くさいところもあり、
テレビドラマだなあと冷めた目で見ていましたが、
出てくる料理は、本物のようで、素晴らしい料理ばかり。
見るからに美味しそうで、キット美味しいに違いありません。
いつか三つ星料理店のあんな料理を食べてみたいと思いました。


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2020年10月12日

TVドラマ「半沢直樹」

10月5日(月)から数日掛けて録画してあった
TBSテレビドラマ「半沢直樹」を見ました。
プロデューサー:川嶋龍太郎
        青山貴洋
原作:池井戸潤
   『ロスジェネの逆襲』
   『銀翼のイカロス』
脚本:丑尾健太郎
   金沢知樹
   谷口純一郎
   李正美
演出:福澤克雄
   田中健太
   松木彩
ナレーター:山根基世
音楽:服部隆之
出演者
半沢直樹(はんざわ なおき):堺雅人
半沢花(はんざわ はな):上戸彩
渡真利忍(とまり しのぶ):及川光博
黒崎駿一(くろさき しゅんいち):片岡愛之助
中野渡謙(なかのわたり けん):北大路欣也
大和田暁(おおわだ あきら):香川照之
森山雅弘(もりやま まさひろ):賀来賢人
乃原正太(のはら しょうた):筒井道隆
白井亜希子(しらい あきこ):江口のりこ
谷川幸代(たにがわ さちよ):西田尚美
山久登(やまひさ のぼる):石黒賢
浜村瞳(はまむら ひとみ):今田美桜
諸田祥一(もろた しょういち):池田成志
田島春(たじま しゅん):入江甚儀
広重多加夫(ひろしげ たかお):山崎銀之丞
三木重行(みき しげゆき):角田晃広
玉置克夫(たまき かつお):今井朋彦
平山一正(ひらやま かずまさ):土田英生
平山美幸(ひらやま みゆき):南野陽子
曾根崎雄也(そねざき ゆうや):佃典彦
笠松茂樹(かさまつ しげき):児嶋一哉
郷田行成(ごうだ ゆきなり):戸次重幸
岡光秀(おか みつひで):益岡徹
加納一成(かのう かずなり):井上芳雄
清田正伸(きよた まさのぶ):加藤啓
高坂圭(こうさか けい):吉沢亮
永田宏(ながた ひろし):山西惇
木滝英雄(きたき ひでお):鈴木壮麻
福山啓次郎(ふくやま けいじろう):山田純大
古谷(ふるや):宮野真守
富岡義則(とみおか よしのり):浅野和之
三笠洋一郎(みかさ よういちろう):古田新太
新山智美(にいやま ともみ):井川遥
瀬名洋介(せな ようすけ):尾上松也
神谷巌夫(かみや いわお):木場勝己
紀本平八(きもと へいはち):段田安則
伊佐山泰二(いさやま たいじ):市川猿之助
箕部啓治(みのべ けいじ):柄本明
的場一郎(まとば いちろう):大鷹明良
油山哲也(あぶらやま てつや):木下隆行
花の先輩:吉田羊
放送期間:2020年7月19日 - 9月27日
放送時間:日曜 21:00 - 21:54
放送枠:日曜劇場
放送分:54分
回数:10
半沢直樹

ストーリー
第一部
東京セントラル証券のビル前にある東京証券取引所
東京中央銀行内での数々の不正を明らかにするも、
子会社である東京セントラル証券へ営業企画部長として
出向を命じられた半沢は、処遇に腐ることなく部長として
毅然とした態度で仕事に邁進していた。
ある日、東京セントラル証券は大手IT企業である
電脳雑伎集団から株式取得に掛かる費用が1500億円以上
という、新興IT企業スパイラルの買収に関する
アドバイザー業務を委託される。
それはセントラル証券にとってかつてない大型案件であるが
、敵対的買収になることは明らかであり、
半沢は電脳が巨額買収に経験の浅いセントラル証券に
買収業務を委託したことを不審に感じる。
セントラル証券では半沢の部下で東京中央銀行からの
出向者である諸田祥一が、買収プロジェクトチームを
編成してスパイラル買収のスキームを練らせる。
それまで電脳の営業担当であったプロパー社員の
森山雅弘は経験不足を理由にチームから外され納得が
いかなかったが、買収スキームは一向にまとまらず、
ようやく決定した内容を報告しに電脳へ赴くも、
電脳社長の平山一正から返答が遅れたことを
理由に契約破棄を突き付けられる。
電脳の一方的な契約破棄に森山は食らいつき、
独自に準備していた買収スキームの提案に赴くが、
その際に図らずも電脳の財務担当の玉置克夫との
会話から電脳がスパイラルの買収案件のアドバイザーを
他社へ乗り換えた事実を知る。半沢はこれまでの電脳の
不可解な言動から、買収契約を横取りしたのは親会社
である東京中央銀行ではないかと疑念を抱くが、
それはセントラル証券内部に電脳による巨額買収の
情報をリークした人物がいるということを意味していた。
そして半沢の仕掛けた策略により、諸田が銀行への
復帰を見返りに東京中央銀行証券営業部・部長の
伊佐山泰二に電脳との買収契約の情報をリークし、
東京中央銀行が強引に子会社のセントラル証券の
仕事を横取りしていた事実を掴むが、
あと一歩のところで伊佐山の息のかかったシステム部の
行員により証拠となる情報リークのメールをサーバーから
削除されてしまう。証拠を揉み消し勝ち誇った顔をする
黒幕の伊佐山に対し、半沢は啖呵を切って言い放つ。
「私はこのまま終わらせるつもりはありません。この借りは、必ず返します!」

第二部
東京中央銀行の階段として使用された東京国立博物館の階段。
スパイラル買収をめぐり、電脳雑伎集団の粉飾を突き止め、
不良債権となる恐れのあった500億円の追加融資を
阻止し銀行を救った半沢は、東京中央銀行本部
営業第二部次長に復帰する。
着任早々、大和田からの推薦で破綻寸前の帝国航空の
再建という困難な超大型案件を中野渡頭取から任され、
ニューヨーク支店から本部に復帰した紀本平八が
債権管理担当常務に就任し、半沢は紀本の管轄の元、
帝国航空の再建に取り組むこととなる。
半沢は早速帝国航空に赴くが、社長の神谷巌夫以下経営陣は
公共交通機関として利益よりも路線を維持する社会的意義を
尊重し、前任の再建担当である審査部の曾根崎雄也も
その考えに同調しており、経営危機への危機感が希薄であった。
半沢は経営陣に毅然とした態度で赤字路線の撤廃、
リストラなどの抜本的な改革を訴える。
そんな中、支持率が低迷する進政党・的場一郎内閣が
内閣改造を行い、サプライズ人事として元アナウンサーの
女性議員・白井亜希子が国土交通大臣に任命される。
白井は目玉政策として帝国航空の改革を挙げ、
再生タスクフォースの立ち上げと銀行への債権放棄の
検討を発表。帝国航空に700億円の債権を保有する
東京中央銀行もその7割に当たる500億円もの債権を
放棄せねばならず、半沢は大和田から政策実行前に
帝国航空を再建し、債権を回収するよう命じられる。
政府からの理不尽な要求をはねつける為、
半沢は帝国航空のメインバンクである開発投資銀行との
共闘による債権放棄の拒否を目指し、帝国航空の
再建案を立案する。途中、架空請求で資金を横領していた
東京中央銀行から帝国航空への出向者・永田宏から
妨害を受けるがそれを乗り越え、OBをはじめとする
帝国航空からの再建案の支持を取り付け、
開投銀の谷川幸代との共闘の道に一縷の望みを繋ぐ。
その後、半沢は再建タスクフォースリーダーの
弁護士・乃原正太との面談で「企業再生ノウハウのない
銀行は、黙ってタスクフォースに任せておけばいい」と
「国民の総意」を根拠に高圧的な態度で債権放棄を
迫られるが、横暴な政府の要請には「法的根拠」がないと
論破し放棄を拒否する旨を伝える。
しかし、政府に楯突く半沢に圧力をかけるため、
白井は幹事長・箕部啓治に依頼し金融庁に圧力をかけ
帝国航空再建計画の与信判断を実施させ、
自らは大臣の権限を用い帝国航空の整備士の
受け入れ先であったスカイホープ航空の新規路線認可を
却下するなど、敵対行為を繰り返す。
政府の脅威を感じる中、中野渡は銀行として進むべき
正しい道を判断し、前回追加融資150億円を通すため
説明に虚偽があったことを金融庁に報告し、
業務改善命令を受け入れ謝罪する。それは半沢や
東京中央銀行のバンカー全員にとって屈辱的な瞬間であった。
業務改善命令受け入れの報道を見て、
半沢は傲慢な政府に怒り心頭に発し言い放つ。
「俺は必ず帝国航空を再建してみせる。やられたらやり返す、倍返しだ!」
そして、箕部啓治の悪を暴き出す。
第二部

10話の内、第一部が1~4話『ロスジェネの逆襲』、
第二部が5~10話『銀翼のイカロス』になっています。
半沢や渡真利が訪れる小料理屋で使われたのが
「上越やすだ恵比寿店」という本当にあるお店。
なんだか、嬉しくなりました。
内容は、池井戸さんらしい正義が勝つ物語で
人気のなるのも良く分かります。
堺雅人さんや香川照之さんの演技も素晴らしい。
今回特に良かったのは、江口のりこさんの
内に秘めた心が感じられる演技です。
派手に言い合う男達の間で目で語る江口さんが素敵でした。
今の時代を反映して、庶民が求める政治の正義が描かれ、
それが皮肉に思えました。

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