12月17日(土)、仙台市若林区への
東日本大震災被災地ボランティア日帰りバスツアーに
参加しました。
その様子をご紹介します。
午前中、約2時間の作業を終え、疲労困憊の中
バスの中でお弁当を頂きました。
松花堂風弁当、美味しかったです。
厚着をして行きましたが、重労働の中汗だくになってしまいました。
午後からは、少し薄着で望みました。
昼休み時間は、40分でした。
津波で破壊されましたが、僅かに残った小屋が
私達の休憩場所兼荷物置き場でした。
ここは、海岸から3km近く離れている場所です。
自転車は、地元ボランティアの方が通勤として使っています。
午後からも2時間半程度、土掘り作業をしました。
最後に、掘り起こした瓦礫を分別して集めました。
地元ボランティアの方は、この作業を毎日やっています。
このReRootsの方々は、東北大学の学生が多いです。
やはり若い力が活躍しなければ、この国の再生はないと感じました。
東北大生、がんばれ。
1日で私達が掘り起こした土地は、土の色が濃く変わっている所です。
この写真の左側の見えない所も若干作業しましたが、
70名でこの程度しか作業が進みません。
慣れない所為もありますが、大変な作業です。
午後4時、無事に作業が終わりました。
その後、地元ボランティア団体より、
被災地域を案内して頂きました。
まず、上越教育大学ボランティア団体が前2回に訪れて
作業した土地を訪れました。
せっかく作業した土地でしたが、
その後に襲った台風の為に、水害に遭い、
土地改良をやり直さなければ行けなくなったそうです。
案内して下さった方は、
「地震にも台風にも人間は勝てない、
けれど諦め無ければ、再生できる」と仰っていました。
徐々に再生してきている土地もあります。
ビニールハウス状になっている所は、
作物が植えられて収穫されているそうです。
その後バスで仙台市若林区荒浜地区へ向かいました。
途中で見える景色は、津波で荒らされて残った風景。
海岸線まで出てみると穏やかな太平洋が見えました。
3月11日、なぜ猛威をふるったのか?
地球は、どうなってしまったのか?
つい、そんな問答を繰り返してしまいます。
津波から命を救われた荒浜小学校。
生徒は、4階以上に避難して助かったそうです。
あの津波も耐えた丈夫な建物だけが残っていました。
荒浜小学校の位置。
写真で表示したり、大きな地図で拡大して行くと
破壊された町並みが映し出されます。
大きな地図で見る
被災地の見学も終えて、
何とも言えず、空しさに包まれ、
夕焼けも寂しく、廃墟のような町を後にしました。
バスに乗り、高速道に乗り、仙台を離れました。
これでボランティアは、終わりません。
その後の様子は、また明日お伝えします。
●上越教育大学のボランティア活動
●ReRootsのブログ
●仙台でのボランティア活動を伝えるブログ
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