両関酒造 花邑純米吟醸酒未来
10月17日(土)、秋田県両関酒造さんの
花邑純米吟醸酒未来を晩酌で飲みました。
両関酒造さんは、創業明治7年(1874)。
秋田県南部は、広大な平野が広がり良質なお米を
生産することで有名な土地柄です。
栗駒山系から脈々と流れ出る水が皆瀬川をせせらぎ、
名水百選「力水」となり、また、両関の仕込み水となります。
明治から大正、昭和、平成にかけ個人商店から
「合名会社伊藤仁右衛門商店」へ、
そして「両関酒造株式会社」へと着実に成長。
廃業を決意した時期や戦中戦後の困難な時期を、
先人達の懸命な努力と創意によって克服してきた。
創業以来の「人の和によって生まれ、人の和を醸す」「品質第一主義」
というポリシーを堅持しながら、更に新しく構築した
企業理念のもとに、社内の陣容の強化と意識改革、
そして消費者サイドの視点にたった
酒質と商品体系の見直しを推し進めています。
両関酒造 花邑純米吟醸酒未来
原料米:酒未来100%
精米歩合:50%
日本酒度:-8,0
酸度:1.4
アミノ酸:0.8
アルコール分:15度
「花邑」は、山形の十四代、高木社長から異例の技術指導が
行われた希少酒です。米選びからラベル、名前まで
すべて高木酒造が監修したそうです。
原材料米の酒未来は「十四代蔵元・高木酒造・高木辰五郎氏」が
18年の歳月をかけ1999年に生み出したサラブレッド的酒米。
長野県の美山錦と山田錦の系統をもつ母米を掛け合わせて作られ、
円盤状心白等を備えた酒造特性が極めて高い超希少米です。
メロンのようなフーティー名甘みと香りがあり、
スッキリとした苦味をまとう後味で、
切れが良く甘口の日本酒と感じさせません。
まさに十四代に似た味わいと雰囲気です。
15度と適度なアルコール感で食中酒としても良いです。
今時の日本酒は、ジューシーだと思うなら、
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