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2021年2月10日

映画「糸」

2月3日(水)、映画「」をレンタルDVDで見ました。

Inspired by 中島みゆき『糸』
監督:瀬々敬久
脚本:林民夫
音楽:亀田誠治
主題歌:中島みゆき『糸』
原案・企画プロデュース:平野隆
キャスト
高橋漣(たかはし れん):菅田将暉(少年期:南出凌嘉)
園田葵(そのだ あおい):小松菜奈(少女期:植原星空)
高木玲子:山本美月
冴島亮太:高杉真宙
後藤弓:馬場ふみか
村田節子:倍賞美津子
桐野昭三:永島敏行
矢野清:竹原ピストル
山田利子:二階堂ふみ(友情出演)
富田幸太郎:松重豊
桐野春子:田中美佐子
園田真由美:山口紗弥加
竹原直樹:成田凌
水島大介:斎藤工
桐野香→高橋香:榮倉奈々
高橋結:稲垣来泉 (幼少期:中野翠咲)
佐々木:片寄涼太
糸

あらすじ
高橋漣と園田葵は、13歳の時に北海道・美瑛の
花火大会で出会い、初めての恋をする。
二人とも平成元年生まれである。漣は、
葵がお弁当を作って来てくれたサッカーの
試合の日に「葵ちゃんが好きだ」と帰り道で
初めて告白し、翌日美瑛の丘で待ち合わせの約束をする。
しかし、次の日、葵は美瑛の丘には現れなかった。
一家で夜逃げ同然で行方をくらませてしまったのだ。
葵の友達の後藤弓から札幌にいることを知り、
探し出した葵は、母親の恋人から虐待を受け続けており、
殴られた跡を隠すために眼帯をしていた。
事情を知った漣は葵を守るために逃避行を決行し、
列車で函館の近くまで行く。しかし、無人の
キャンプ場のロッジで一晩過ごしただけで、
翌朝にはあっけなく警察に発見され、
二人は引き離されてしまう。その後、葵は母親に
連れられ東京に引っ越ししてしまって、
蓮とは会えないままになっていた。
それから8年後、漣は友人の竹原直樹と弓の
結婚式に出席するために上京し葵と再会する。
弓が渋谷で偶然に大学生になった葵と会って
式に招待していたのだ。ずっと想っていた葵と
会ったのに、漣はお互いの近況とか、
たわいもない話しかできなかった。
会場を去ろうとする葵を漣が追いかけるが、
葵は「漣くんに会えてよかった」とだけ言って、
交際中のファンドマネージャーの水島大介の
高級車の助手席に乗り込んだ。それを見て、
漣は再会にひそかな期待をした自分に
失望し北海道に戻っていく。
美瑛のチーズ工房で働く漣は、東京から帰った後、
どこか沈んだ気持ちを同じ職場の先輩の桐野香に
感づかれてたことがきっかけになって、
付き合い始めることになり、
やがて結婚を考えるようになる。
漣は香と入籍するための手続きで、
美瑛の町役場に行き、そこで偶然に葵と再会する。
葵は、母親の生活保護の通知を受けて、
美瑛に帰ってきたが、消息がつかめず役場に来ていた。
親戚はいないか漣に聞かれて、葵は函館に伯父が
住んでいるということを思い出す。
そして漣と一緒に行った函館の伯父の所で、
母親が亡くなっていたことを知る。
葵は東京では、生活費や学費のためにキャバクラで
働いており、高木玲子と出会い友人となる。
水島ともこの店で出会い、学費や生活の面倒を
見てもらっていたが、リーマンショックの影響で
水島の事業は破綻し、沖縄に逃げてしまう。
葵は水島を追いかけて沖縄までやって来て、
「今度は私があなたの面倒を見る」と水島に言う。
しかし、水島は突然、葵の前から消える。
もう沖縄にいる意味もなくなり、他に居場所も
なくなった葵は玲子から誘われ、シンガポールに行き、
ネイルサロンで働き始める。しかし、
玲子がお客と揉めて殴られる事件が起こり、
店の経営者は玲子を解雇する。
葵は、玲子をかばう形で店を辞め、ネイリストの
派遣会社を起業し、玲子と共同経営者になる。
「AOI & REI」と名付けた会社は順調に成長していたが、
玲子が会社の金を不動産に投資して騙され、
銀行から勝手に多額の借金までしてしまい、
葵は万策尽きて会社を清算し、日本に帰ることになる。
一方、漣は香から妊娠を告げられるが、
その後まもなく腫瘍が見つかったことも告げられる。
周囲は子供を諦めることを勧めるが、
香は出産を優先し、腫瘍の治療は出産後と決めてしまう。
そして生まれた長女は結と名付けられる。
それから3年、香のガンは再発しなかった。
結も3歳まで順調に成長して、家族で幸せに
暮らしていた。香は結に「泣いている人や
悲しんでる人がいたら、抱きしめてあげられる人になってね」
と言い聞かせる。しかし、それからまもなくガンが再発し、
香は帰らぬ人となる。
その後、漣の作ったフロマージュ・フレが
東京のミシュラン三つ星のレストランのシェフに
認められていた。漣は8年間も応募し続けた
「チーズ国際コンクール」ではなく、失敗作と
思われたチーズが世界に認められるなんて
自分らしいとしみじみ思っていた。
そして、平成も最後の日。 日本に帰ってきていた葵は、
村田節子の家に向かっていた。子供の頃の葵が
ご飯を食べさせてもらっていた節子の「子ども食堂」の
記事をスマホで見つけて、二度と訪れる
つもりのなかった美瑛に来ている。
節子が食卓に並べた食事を葵が口にしたとたん
「このご飯が一番美味しい」と節子に言い、
肯く節子から「お帰り」と優しい口調で言われて、
葵は涙があふれ出した。泣いている葵の背中を
結がそっと抱きしめた。「泣いている人がいたら
抱きしめてあげなさい」って、いつもお母さんに
言われてたからと話しかける結に葵が
「いいお母さんだね」と涙をぬぐいながら答える。
やがて、帰ってきた漣に結がさっきの女性の話をすると、
漣は、その女性が葵であることに気付いて
「子ども食堂」の方へ駆け出そうとするが、
途中で立ち止まってしまう。その漣の背中に、
香のしぐさのように、結がどんぐりを投げた。
漣はその瞬間走りだす。どこか遠くから
「行けよ、漣」という声が聞こえた気がした。

ストーリーは、こんなこと無いだろうし、
現実的でもなく、感動を感じられず、坦々としている。
出演している役者の演技力がすごいなあと感じました。
演技のすごさだけが印象的な映画でした。


演技って難しいと思うなら、
ポチっとして頂けるとありがたいです。
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