映画「愛してるって言っておくね」
5月1日(土)、動画配信サービスNetflixで
映画「愛してるって言っておくね」を見ました。
If Anything Happens I Love You
監督 :ウィル・マコーマック
マイケル・ゴヴィア
脚本:ウィル・マコーマック
マイケル・ゴヴィア
製作:マリアン・ガーガー
ゲイリー・ギルバート
ジェラルド・シャマレス
マイケル・ゴヴィア
製作総指揮:ローラ・ダーン
シドニー・ホランド
ロビン・クレイン
ジェイミー・レモンズ
ウィル・マコーマック
ピーター・モーガン
ジェレミー・ロス
音楽:リンゼイ・マーカス
編集:ピーター・エッティンガー
製作会社:ギルバート・フィルムズ
オー・グッド・プロダクションズ
配給:Netflix
公開:2020年11月20日
上映時間:12分
ストーリー
ローティーンの娘を亡くした父母が互いに距離を置いて
暮らしている。2人は直接の対話を拒んでいるが、
彼らはその本当の感情を表している影によって
見守られている。父親が外に出ている間、母親は娘の
寝室に入ろうと考えるが、悲しみに打ちひしがれて
立ち止まってしまう。
洗濯をしている母親は娘のシャツを洗ってしまった
ことに気付いて泣き出してしまう。彼女が洗濯機の
近くに座り込むとサッカーボールが落下し、娘の寝室に
転がり込む。ボールがレコードプレーヤーにぶつかった
拍子に「1950」が再生される。母親は寝室に入り、
その後そこで夫と顔を合わせる。「1950」が
再生されている間に娘を表す影がレコードプレーヤー
から飛び出し、両親は娘の生涯の出来事を思い出し始める。
回想で両親は娘の成長を目にする。娘はサッカーに熱中し、
10歳の誕生日を祝い、初めてのキスを経験する。
回想の最後で娘は両親から離れて学校に向かう。
この後に何が起こるのかを知る両親の影は娘が
学校内に入るのを阻止しようとするが、これは
記憶の出来事であるために失敗する。
その学校では銃乱射事件が発生して娘は射殺され、
両親には「愛してるって言っておくね」
("If anything happens I love you")という彼女の
最後のメッセージテキストが残される。
離れそうになる両親の影が娘の影によって
結びつけられると、現実の両親は抱擁し、
娘の影は悲しむ2人の影の間に輝く光になる。
2021年第93回アカデミー賞短編アニメーション賞
を受賞した短編映画。
無声映画で最初は、良く分からなかったが、
終盤の銃乱射事件では、切なくなってしまう。
こんな事件は、無くなって欲しいと願う。
この映画では、夫婦が立ち直っていくようだが、
実際は、なかなか難しいと思う。
考えさせられる映画でした。
アメリカの銃規制強化を願うなら、
ポチっとして頂けるとありがたいです。
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