絵本「二平方メートルの世界で」
1月10日(月・祝)、上越市立高田図書館で借りた
絵本「二平方メートルの世界で」を読みました。
作者は、前田海音さん、 絵は、はたこうしろうさん。
前田海音さんは、札幌市の小学5年生。
この絵本は、3年生のとき書いた作文から生まれました。
はたこうしろうさんは、絵本作家、イラストレーター。
1963年、兵庫県西宮市で生まれ、
5歳で大阪府高槻市に移り、現在は東京都在住。
奥さんは、作家のおーなり由子さん。
この絵本は、
第14回MOE絵本屋さん大賞2021第6位。
子どもノンフィクション文学賞受賞。
絵本の内容、
札幌に暮らす小学3年生の主人公は、生まれたときから
脳神経の病気で入退院を繰り返している。
入院するとしばらくベッドの上での生活となる。
お母さんは一緒にいてくれるが、放射線を使った
治療のときは、ガラスを隔てて別々になる。
家ではお兄ちゃんが鍵っ子になる。
申し訳ない気持ちだ。
どうして自分だけが病気なんだろう・・・。
そんなある日、海音ちゃんは、病室で大発見をする。
わたしはひとりぼっちじゃなかった。
小学校3年生の作文が元になっているとは思えない。
10歳にも満たない子が、すごい体験をし、
感情豊かに生きている姿に感動しました。
ひとりじゃないと分かったときは、
嬉しさと生きる希望が持てたと思います。
大人になってもその気持ちを持ち続けることでしょう。
ひとりじゃないと感じたことがあるなら、
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