スズメバチを殺さず攻撃性を抑えるスプレー
11月5日(火)、NHKのテレビを見ていたら、
「スズメバチを殺さず攻撃性を抑えるスプレー」
があるという。
その名も「スズメバチサラバ」
有効成分は、花の香りの成分で食品添加物にも
使われていて安全・安心。
スズメバチ忌避剤「スズメバチサラバ」は、
スズメバチの攻撃本能を消失させます。
最大有効距離は4m。アウトドアレジャーを楽しむ時、
家の軒先に巣を作られてしまった時、山林でのお仕事の時
など「スズメバチサラバ」をシュッーと吹きかければ、
遠ざけることができます。
とのことです。
つくったのは、高知大学の金哲史教授。
高知大学発ベンチャー企業
「KINP(キンプ:Kuroshio Institute of Natural Product chemistry)」
もつくり、そこでスズメバチサラバの販売もしています。
金教授は「スプレーを吹きかけた後はすぐに退避し、
ハチに触れることは絶対にしてはいけません」
と安全な使用を訴えています。
スズメバチは人に被害をもたらし、
養蜂農家にとっては「防除対象害虫」だが、
青虫やガの幼虫などの農業害虫を駆逐してくれる
益虫でもある。従って、一方的な防除は
農業害虫を増加させ、その駆除のために
殺虫剤散布が増え、環境汚染を起こし
ミツバチが減るという「マイナスのスパイラル」
を生み出すと金教授は考えている。
逆にスズメバチの保護は、農業害虫を減少させ、
その結果殺虫剤散布が減少し、環境の健全化が促進される。
それはミツバチにとっても良いことで、
減少しているミツバチの増加にもつながる。
「『プラス方向へのスパイラル』へかじを切ることで、
回り回って人にとっても快適な世の中になるのでは」
と金教授は言っているそうです。
なかなか良い製品だと思いました。
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