2月3日(火)の日経新聞によると
大手保険会社もお客様一人一人の運転データを元に保険料を決める自動車保険を発売するらしい。
損害保険会社が車載の情報通信機器で集めた運転データを保険料に反映する自動車保険を相次ぎ販売する。損害保険ジャパン日本興亜と東芝、あいおいニッセイ同和損害保険とトヨタ自動車など異業種が手を組む。走行距離が短い人、安全運転を続けている人の保険料が安くなる料金体系を設定する。車載端末で集めたビッグデータの分析・活用を進め、新商品開発にもつなげていく。
損保各社が導入に動き出した商品は、テレマティクス保険と呼ばれる。通信機能を持つ端末を車に搭載し、走行距離や運転の巧拙など個人の運転情報を集めて、保険料を算出する仕組みだ。
実際に走った距離に応じて保険料が決まるタイプと、急発進や急ブレーキの回数など運転特性に保険料が連動するタイプの2つに大別できる。
欧米では若年層の間で普及し始めている。米国では2020年に契約の3割に達するとの予測もある。ブレーキ回数や速度、運転時間帯に応じて保険料を決める商品が人気を集めている。英国のある保険会社では、事故が減ったことで若年層の加入者の支払う保険料が3割減ったという。
日本の自動車保険にも、事故歴に応じて翌年の保険料を割り引いたり、割り増したりする「等級制度」という仕組みがある。走行距離によって保険料にメリハリをつける保険もある。ただ、実際の運転特性を完全に反映したものではなかった。通信技術を使えば、精度を高めることができるため、業界標準に育つ可能性がある。
損保ジャパン日本興亜は、東芝と組んで3月から全国で法人向けサービスを始める。東芝が開発した通信機能付きドライブレコーダーを活用する。端末利用料が1台月1800円かかるが、保険料負担の大きい運輸業者などにはメリットがある。自動車保険料を一律で年5%割引する。
ソニー損害保険は今月16日、個人向けに新商品を投入する。端末の取り付け費用はとらない。個々の車の加速や減速など安全運転度合いを計測し、インターネットで結果を送る仕組みで、保険料を最大2割返金する。
あいおいニッセイ同和は、ナビゲーションシステムと一体化したトヨタの新通信システムを搭載した車を対象とする新型保険を15年度に発売する。走行距離1キロメートル単位で保険料が変わり、翌々月の保険料に反映する。この分野に強い英保険会社の買収も決めている。
ビッグデータの分析を通じて運転データと事故の相関性が明らかになれば、運転する地域や時間帯などを反映した保険料設定がしやすくなり、よりきめ細かい商品設計につながる可能性がある。
私には、よく分からない自動車保険です。
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