COEDO 伽羅KyaraINDIAPALELAGER
1月12日(火)、埼玉県COEDOコエドブルワリーさんの
伽羅KyaraINDIAPALELAGERを晩酌で飲みました。
COEDOの母体である協同商事は、1970年代から
「安心で安全で美味しい」をコンセプトに有機農業に
取り組み、農の地、川越とともに歩んできました。
現代の川越の農家の方々は土づくりのためと、
麦は収穫せずに畑に鋤き込んでいました。
これを使ってビールをつくってみてはどうか?
これがビール造りの着想の原点でした。
1996年、川越の大地で育まれたさつま芋を用いて
ビールを醸造することに成功しました。
この製品がコエドブルワリーが開発したはじめての製品※1
であり現在の紅赤-Beniaka-につながるものです。
形などの理由から規格外品として廃棄をされてきた
農産物をどのように有効活用するかというテーマが
結実したものといえます。
※1酒税法ではさつま芋がビールの原料として
定義されていないため発泡酒となります。
1994年、規制緩和により小規模醸造に門戸が開かれ
日本各地で「地ビール」が流行しました。
本物の職人のビール造りを学ぶため、1997年、
ドイツから代々ブラウマイスターを家業とする
4代目クリスチャン・ミッターバウアー氏を招き、
COEDOの職人たちは、彼の下で5年間本場の
ビール造りを学びました。ミッターバウアー氏から
正統な職人気質を、技術的にも精神的にも継承し、
基礎としているのがCOEDOの職人達です。
2006年、COEDOは観光土産の「地ビール」として
ではなく、「クラフトビール」という新たな概念を
日本の皆さんにご提案しはじめました。
ビールのすばらしさと、COEDOの想いを
「Beer Beautiful」という言葉に込めて、
ビールの「伝道士」として、皆さんへビールと
ともにある人生の楽しみをお伝えしています。
2016年9月、緑豊かな自然の中で環境と一体に
なったサステナブルなクラフトビール生産活動
のため醸造所を移転しました。
敷地内に掘った井戸から醸造用水を確保し、
醸造活動で排出される排水もブルワリーで浄化し
自然に還しています。また、排出される麦芽や
酵母を科学者と農家の力を借り、良質な飼料
として牛や豚に食べてもらうことで利活用する
地域循環の仕組みにも取り組んでいます。
農と川越の地で生まれたCOEDOの背景から、
さつまいもを原料とする世界でも出色の
日本のビールである紅赤-Beniaka-が生まれました。
ビールの分野において日本人にできることを確信し、
ジャパニーズ・クラフトビールとして
COEDOを世界の人々にお届けします。
伽羅KyaraINDIAPALELAGER
インディア・ペール・ラガー(IPL, India Pale Lager)
原材料:麦芽、ホップ
アルコール分:5.5%
赤みがかった深い黄褐色、伽羅(きゃら)色のビール。
白葡萄やスパイシーな柑橘を感じさせるアロマホップが香り、
鮮やかで綺麗な苦味とともに口の中に広がります。
6種の麦芽の配合とやや高めのアルコール分が、
味の膨らみと丸みあるミディアムボディを
織り成しています。低温発酵ラガー酵母による、
飲み応えがありながらもきれていく心地よい後味です。
程良い苦味のあり、薫りも香ばしい。
キャラメルを焦がしたような味わいは、少し好みが分かれる。
アルコール感もあり、飲み応えがあるが
食べ物と合わせるより、ビールそのものを楽しむ感じがする。
値段は1巻300円ほどでおてごろです。
クラフトビールをよく飲むなら、
ポチっとして頂けるとありがたいです。
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