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2018年3月 4日

平昌オリンピック スピードスケート女子パシュート

数々の感動をくれた平昌オリンピック。
2月21日(水)に行われたスピードスケート女子パシュートもその一つ。
パシュート競技は、1チームは3人又は4人で構成され、競技は3人で行われる。
400mリンクの内側のコースのみを使い、男子は8周(約3,200m)、
女子は同6周(約2,400m)でのタイムを競う。
3人目のブレードの先端がゴールした時点のタイムが記録されます。
平昌オリンピックでは、勝ち上がり方式となり、対戦相手チームより早ければ、勝ち上がる方式になりました。
日本選手は、前評判も高く金メダル筆頭ではありましたが、
何が起こるか分からないのがスポーツです。
私は、オリンピック以外でスピードスケートを見ることはありません。
今回のオリンピックで初めてパシュートという競技を見ました。
日本チームは、予選を勝ち上がり決勝に駒を進めました。
相手のオランダチームは、3人ともこのオリンピックのメダリストという強豪です。
この競技の時、日本チームは、高木美帆選手だけがメダリストでした。
オランダチームの方が、圧倒的に強いと思われました。
日本チーム

日本時間21:58、決勝レースが始まりました。
出だしは、日本チームが僅かにリードしました。
中盤は、パワーに勝るオランダチームにリードを許します。
手に汗握る熱戦となりました。
日本チームの強みは、チームワークです。
この競技は、先頭の選手が最も風圧を受けて疲労するため、
先頭が後ろの選手にコースを開けて譲り、
追い抜かれて隊列後方に付いて、
選手間で疲労の蓄積を分散する戦術が用いられます。
日本チームは、交代の時間が短く、スピードを落とさない技術があり、
前の選手とシンクロした動きで風圧を避ける技術とチームワークが勝ります。
後半までスピードが落ちず、体力を消耗したオランダチームを逆転します。
300日にも及ぶ共同生活からえられたチームワークで金メダルと勝ち取りました。
金メダル
技術とチームワークで金メダルを取った日本チームに拍手を送りました。
努力は、報われると思いました。
この後の、高木菜那選手のマススタートの金メダルには、
もっと驚かされましたが、このパシュートでの技術があれば、
何ら不思議で無いと思いました。
日本チームの選手の皆さんの活躍に拍手喝采です。


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