9月13日(金)にTV放送された
第39回全国高校生クイズ選手権の
録画を9月23日(月)に見ました。
10年前までは、よく見ていた
高校生クイズですが、最近は、見ていませんでした。
ネットニュースで今年の高校生クイズは、
地頭力を競うと書かれていたので、
興味を持って録画しておきました。
昔の高校生クイズは、
暗記してある知識を競うものだったと思います。
今年の高校生クイズの問題は、
違っていました。
とても面白い問題ばかりで
以前の知識を問う問題は、
ちんぷんかんぷんでしたが
今回は、私もいっしょに考えました。
問題の一つ、
この長細い「反戦ポスターを貼る場所はどこか?」
知らなくても考える力発想力で
答える問題になっています。
勝つ進むと考えるだけでは無く、
考えて実践する問題になっていきます。
決められた道具を使って
「2分間で高さ約5mの柱に輪を多く入れて下さい」
と言う問題。
広島AICJは、輪を紐で縛って2つの棒で柱に入れました。
富山中部は、棒に輪をくぐらせ、
その棒の先端を柱の先端に合わせます。
そして輪を棒に水平に滑らせるように投げて
柱の上まで届かせて柱に輪を入れていました。
3回戦の問題は、
「洗剤が無い場合、一晩漬けておくと
醤油のシミを白く出来るものは?」
その漬けておくものは、
大根おろし、米のとぎ汁、酢、
卵白、塩麹、除光液。
シミが落ちるものもあれば、落ちないものもありました。
5回線の問題は、
最初に2枚の絵が出ます。
そこから「共通する法則を想像して
次に出てくる2つの壁画から前の絵と
共通する法則の壁画を選ぶ」
と言うものでした。
4回、正しい壁画を3人の内一人でも
選び続ければ勝ち残りです。
準決勝では、
「200個の宙に浮かんだ風船を
2分以内に手作りの道具で割らずに
どれだけ落とせるか」
と言う問題。
もはやクイズかと思えるものです。
手作りの道具は、各チームがホームセンターで
自ら購入して自作しました。
京都洛北は、
T字の棒を作りその上の部分に両面テープを貼り、
両面テープに風船の紐を付けていました。
すごいのは、ここからです。
その自作して風船を付けたT字の棒を
そのままネットのカゴの中に入れました。
非常に効率的に風船を確保することが出来ます。
清真学園は、
T字の棒と大きなビニール袋で
風船を確保しようとしていました。
富山中部は、
風船を確保するのでは無く、
風船の紐を塩水で湿らせて
重くして落とす作戦でした。
この作戦は成功し、非常に短時間で
風船を落とすことが出来ました。
残念だったのは、落とした風船を
ネットの中に入れるのが人海戦術で
手間取り、思ったほど風船を確保できませんでした。
広島AICJは、
棒とビニールシートで風船を確保する道具
を作りました。
ですが、この方法は上手くいかず、
予備に作ってあった段ボールと粘着テープによる道具で
100個以上の風船を確保することが出来ました。
京都洛北と同じような考え方でした。
最後の決勝問題は、
「300kg以上あるモアイ像を10先まで早く運ぶ」
使える道具は、
箱馬、スケッチブック、20mのロープ、
1mの角材、マジック、ノコギリ、
段ボール、水、ガムテープ、アクリル板。
優勝は、ロープを丸太の棒のように使った
京都洛北高校!
おめでとうございます。
最後に決勝問題の模範解答。
モアイ像を楽に運ぶ方法とは?
アクリル板の表面に水をまきます。
もう1枚のアクリル板を重ねます。
重ねたアクリル板2枚ともモアイ像の下に入れます。
上のアクリル板を引っ張ると
いとも簡単にモアイ像が動きます。
いかに抵抗を無くせるかが鍵でした。
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