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2022年1月19日

映画「SKIN 短編」

1月10日(月・祝)、インターネット動画配信サービス
Netflixで映画「SKIN 短編」を見ました。
監督:ガイ・ナティーヴ
脚本:ガイ・ナティーヴ
   シャロン・メイモン
原案:シャロン・メイモン
製作:アンドリュー・カールバーグ
   ティム・ハームス
   ダリル・ラモント・ジェンキンス
   ガイ・ナティーヴ
   ジェイミー・レイ・ニューマン
   ブライオン・ウィドナー
製作総指揮:マット・ルーバー
      ステファン・マオ
      ジョアンナ・プラフスキー
      セリーヌ・ラトレイ
      ジェシカ・シャーマン
      ピーター・ソビロフ
      トゥルーディー・スタイラー
音楽:ブライアン・マコンバー
撮影:ドリュー・ダニエルズ
出演者
ダニエル・マクドナルド
ジャクソン・ロバート・スコット
ジョナサン・タッカー
アシュリー・トーマス
ロニー・チェイビス
ガイ・ナティーブ監督が長編映画版の出資を募るために
自己資金で製作した短編。長編映画「SKIN/スキン」は、
同じく人種差別主義を題材とし、ダニエル・マクドナルドが
本作に続いて出演しているが、ストーリーにつながりは無い。
第91回アカデミー賞で短編映画賞を受賞
SKIN 短編
ストーリー
とある一家が友人らと共に湖を訪れる。一同は皆入れ墨を
しており、それにより彼らがネオナチであることが
示唆されている。ジェフリーは息子のトロイが
射撃でターゲットに命中できるかどうかで賭けをする。
トロイはターゲットを撃ち、ジェフリーは賭けに勝つ。
トロイの一家はスーパーに向かう。サッカー台でトロイは
玩具を持っているアフリカ系の男性のジェイディーと
目が合い、2人は微笑み合う。だがそれに気付いた
ジェフリーは息子が因縁をつけられていると
言いがかりをつけ、人種差別的な暴言を浴びせる。
ジェイディーは問題があるのはジェフリーであると
反論した後に立ち去る。ジェフリーは仲間たちとともに、
駐車場でジェイディーに暴行を行った。
車に乗っていたジェイディーの妻は警察に通報する。
トロイはその一部始終を店から目にする。
後日、遊びから帰るジェフリーとトロイは道中を
塞ぐバンと遭遇する。ジェフリーがバンに近づくと
彼は黒人グループにより拉致される。
ジェフリーはどこかのガレージに監禁され、
数日以上にわたり入れ墨を施される。
数日後、ジェフリーは裸で自宅近くの道に放置される。
彼は窓に映った自分の姿を見て全身に真っ黒な入れ墨が
施されていることに気付く。なんとか自宅に
たどり着いたが、トロイの母クリスタは、
彼を不審者であると思い、拳銃を手にして通報する。
ジェフリーが強引に家に入るとクリスタは出て行くように
警告する。ジェフリーが自分が夫であることを伝えると
クリスタは武器を捨てたが、そのあと、悲劇が襲う。


黒人差別のしっぺ返しを描いた短編。
長編は、事実に基づいた差別から更正する映画。
この短編は、しっぺ返しの痛切さが、
差別の愚かさを表現している。
よく考えられた映画だと思います。


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2022年1月17日

映画「街の上で」

1月9日(日)、映像ストリーミングサービスNetflixで
映画「街の上で」を見ました。
監督:今泉力哉
脚本:今泉力哉、大橋裕之
撮影:岩永洋
音楽:入江陽
主題歌:ラッキーオールドサン『街の人』
プロデューサー:髭野純、諸田創
出演者
荒川青:若葉竜也
川瀬雪:穂志もえか
田辺冬子:古川琴音
高橋町子:萩原みのり
城定イハ:中田青渚
間宮武:成田凌(友情出演)
ラーメンの女:村上由規乃
茂:遠藤雄斗
朝子:上のしおり
メンソールの女:カレン
メンソールの男:柴崎佳佑
マヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN):本人
警察官:左近洋⼀郎(ルノアール兄弟)
マスター:小竹原晋
五叉路:廣瀬祐樹
竹原:芹澤興人
麻里:春原愛良
美穂:未羽
CCCの客:前原瑞樹、西邑匡弘
根岸:タカハシシンノスケ
酒井:倉悠貴
国井:岡田和也
中川優実:中尾有伽
鷲田権三:五頭岳夫
元関取:渡辺紘文
かわなべ(声):大橋裕之
街の上で
ストーリー
下北沢の街。古着屋で働く荒川青は、付き合っていた
川瀬雪の誕生日を祝っている最中に、彼女から
浮気したことを告白された上で振られる。
雪への未練が残る青だったが、行きつけの飲み屋で
マスターや常連と過ごしたり、古書店で店員の田辺冬子と
「センシティヴ」な会話を交わしたり、ふらっとライブを
観に行ったり、路上で警官に身の上話を
聞かされたりしながら暮らしている。
ある日、青は大学生で映画監督の高橋町子から
「映画に出演して欲しい」と声をかけられる。
演技経験の無い青だったが、逡巡の末に撮影に
参加することにし、田辺に演技の練習に付き合ってもらう。
撮影では緊張から自然な演技ができなかった青だが、
撮影終了後の打ち上げに参加することになり、
衣装係の城定イハに話しかけられる。
二次会に行くつもりのなかった青は誘われるまま
イハの自宅へ行き、恋バナを始める。一方、雪は青が
映画の撮影現場で出会った
朝ドラ俳優の間宮武と話し合いをしていた。
翌朝、青が帰宅しようとするとイハの三番目の彼氏が現れ、
無言で立ち去る。青とイハがコンビニまで歩いていると、
雪がマスターと二人で歩いているのに出くわし、
そこにイハの三番目の彼氏・国井も加わって、
事態は一気に進展する。


特に盛り上がるわけでも無い、こんなこともあるかなあと
感じる淡々とした映画でした。
自分の若い頃を思い出し、世間には
どうでも良いようなことで悩み、
成り行きに任せていたなあと思いました。
そんな青春を思い出させてくれた映画です。


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